【アイロボット】ルンバコンボJ7+ 水拭きもできるルンバ
ルンバ史上初、水拭きもできちゃうルンバコンボJ7+をご紹介します。
アイロボットは、「水拭きと吸引は別々にした方がきれいになる」というのを主張していて、水拭き一体化モデルは出してきていませんでした。
ところが、最近中国メーカーがものすごい力をつけてきました。
エコバックスやロボロック、アンカーなんかが主なところでしょうか。
どのメーカーも水拭き機能が搭載されています。
そしてアイロボットに比べてとても安いのです。
そこでアイロボットさん、まずは値段を下げるところから始めました。
もともと69800円だった水拭きロボットブラーバを59800円に値下げ。
ルンバi3をもともとの価格は忘れちゃいましたが、49800円に値下げ。
そして2022年7月7日に、ルンバi3とほぼ性能の変わらないルンバi2を39800円で発売。
ブラーバについてはここ最近の物価の上昇に耐えきれず、69800円に戻っちゃいましたが、最近ルンバは年末年始でセールを行ったり、新生活応援で一部機種の値下げを行ったりと、値段で攻めてきている印象です。
そして2022年11月11日、満を持して水拭きもできるルンバを発売しました。
前置き長くなりましたが、特徴を紹介します。
特徴
・水拭きができる
吸引と水拭きが一体化し、同時にできます。
カーペットはモップパットを本体天面まで持ち上げ、カーペットを濡らしません。
・障害物を認識して回避
認識してくれる障害物は10種類以上あり、日々アップデートされます。
認識する障害物:コードやケーブル、ペットの排泄物、スリッパや靴下、衣類、リュックサック、ペットの食器、猫用トイレ、ペットのおもちゃ、クリスマスツリー
また、清掃中に障害物が見つかると清掃終了後、アプリに画像が送信されます。
今後、障害物にどのように対処すればいいのかを使用者がフィードバックできます。
・アプリ連動
フローリングの場所は、部屋やスケジュールごとに「掃除機掛け&水拭き」もしくは「掃除機掛けのみ」を選択できます。
畳などの水拭きしたくない場所は水拭き禁止エリアに設定できます。
・クリーンベース
自動ごみ収集機がついています。
掃除が完了すると自動で本体ダストケースにごみを収集してくれます。
ペットを飼われている方だと大体2.3か月に一度のごみ捨て、いっぱんの方だと最大1年分くらいのごみをためてくれます。
・チャイルドロック機能
チャイルドロック、ペットロックも搭載。
本体の操作を無効化して、アプリや音声操作でしかルンバを操作できないようにすることができます。
口コミ
・消耗品
ルンバはフィルターなどの消耗品の交換が必要です。
交換のタイミングはアプリで確認できます。
フィルターはきれいな排気を保つためには約2か月に1度の交換が必要ですが、はたいて使っていただければ1年くらい長持ちさせてもOKです。
ちなみに、従来のモデルとの互換性はありません。
水拭きタンクがダストボックスについているので、ダストボックスが小さくなってしまいました。
ルンバコンボ用 アクセサリー | アイロボット公式オンラインストア
・吸引口にごみが張り付いてしまう
これは…多分設計上、というか水拭き一体化にしてしまったことによる弊害です。
あまりゴミがない家庭なら大丈夫かと思いますが、
最初の1回目、2回目は「どっからそんなホコリもってきたの!?」と水拭き付きでないルンバでもそうなるので、最初の数回は水拭き機能なしで掃除をしてみるとましかもしれません。
あとは、毎日ルンバに働いてもらうのがいいかと思います。
ごみが多いご家庭は、水拭き機能がついていないルンバもご検討ください。
・音
うるさいです。
特にダストボックスにごみを吸い上げるときの音はすごくうるさいです。
寝ている間にロボット掃除機を動かそうとお考えの方はルンバは避けた方がいいです。
・水拭き能力
ブラーバm6と比較して、水拭き能力は落ちます。
どうしてもルンバJ7+はモップが三日月の形をしているので、隅々まで水拭きをすることはできません。
徹底的に水拭きしたい方はぜひブラーバをご検討ください。
総評
ちょっと惜しいロボットです。
ルンバJ7とブラーバm6の組み合わせの方が、きれいになります。
モップパットを天面に持ち上げたり、画期的な部分ももちろんあります。
ただ、ごみが張り付くという口コミがやや気になります…。
ペットを飼われている方など、ごみが多い方は水拭きなしのルンバJ7のほうがいいかもしれません。
ごみが少ない家庭で、カーペットやラグも敷いているご家庭にはすごくいい製品だと思います。
次世代機に期待!